*[雑記]ボクを包む月の光 日渡早紀著

「ボクの地球を守って」の連載が1987〜1994年。
小林輪くんは連載終了時に確か中学生
だったと思う。今回は23歳に成長して
いるから、実時間と同じ程度の時間が
物語の中では経過したらしい。
#まるでZガンダム
ぼく地球ではなにやら社会現象を
起こしてしまったらしく、後半の
作者コメントでは苦労している様が
見受けられた。だからだろうか、
紫苑と木蓮は(おおっ、一発変換。さすがATOK
輪と亜梨子(こっちはだめか)とは
別個の存在(幽体?アストラルボティ?)に
いつの間にかなってしまった。
今回の「ボクを包む月の光」では
完全に別の意志を持ち活動している。
この辺りは前作での苦い経験から
だろうかとつい邪推。
いずれにせよ連載終了から実に10年が
経っているのに、次世代編として
続編を出すからには作者が書きたいと
思うことがあるのだろうな期待が
ふくらむ。個人的には穏やかな笑顔で
蓮を見守る紫苑と木蓮を見られたことが
非常にうれしい。
あとは未来路とカチコが幸せなって
くれれば良いなと祈るだけ。