*[雑記]PL/I

正式名称はPrograming Language One。
プログラム言語のナンバーワンと言う意味らしい。
完成は1965年。IBM社からリリース。
自分が最初にさわったのは確か25年前。
なんと四半世紀前。(笑)
COBOLでは使用料が取れないからとPL/I
リリースしたとか嫌な噂を聞いたこともあるが、
その名の通り当時考えられる最高の機能を盛り込んだらしい。
一方であまりの煩雑さにハードウェア環境が
ついていけず、20年ほど前に読んだ本では
PL/Iがまともに動く(コンパイルできる)のは
IBM機だけで他社はサブセット(機能制限がある)
と酷評されていた。(笑)
実際汎用機が必要とされる世界ではPL/I
メリットよりもデメリット(過去の資産継承、
PL/I使用料、求めるハードウェアスペックの高さ等)
が目立ったらしく、結局は未だにCOBOL
多用されているのは周知の通り。
なんせWSにさえCOBOLコンパイラが乗る時代。
大量生産、一定の品質保証と言う世界では
枯れた技術の方が向いている・・・と言うか
管理職を多少でも経験したことがある人なら
変な事ができない=自由度が低いのを望む
ものだと思う。
なんせRDBなんかもちゃんとした正規化をせず
JOINも使用させないと言うところも多いのだから。
だから今まであまりPL/Iに当たることもなく
のほほんと過ごしてきたのだが、今回飛び込んだ
仕事はPL/I
う〜ん。
まじっすか?(笑)
まさかまた使用する羽目になるとは思わなんだ。
一応、FORTRANから初めてPL/IMASMCOBOL
C(++ではない)、VBSQLとやってきたので
やりたいこと(要求仕様)を理解すれば
コンパイルアップはちゃっちゃっとできるが
やっぱPL/Iは好かん。(笑)
何が嫌いってコンパイラのはき出すエラーメッセージが
意味不明。もうちょっとちゃんと和訳してくれ。
#これだからIBMは。例のFBI囮事件がなければなぁ〜。(ぶつぶつ)
#余談だがMASMと言うとMacro Assemblerではなく
#Microsoft Macro Assemblerだと思いこむ人がいて、
#話がかみ合わない事があって困るぞっ。(笑)>D
そんな感じでスタートした仕事だが、結局は
あまり困っていなかったする。(笑)
結局はプログラミング言語の差がどうこうではなく
何をしなければならないかを理解してそれを
置き換えるだけだから。
ハードウェアを使い切るならMASMだしね。
仕事とは人と人のプロフェッショナルな交渉に尽きると再確認。