*[雑記]映画ポセイドン〜史上最悪の大転覆(2005)

ポセイドンアドベンチャー、タワーリングインフェルノと
いえばパニックサスペンスの私的な二大巨頭。
間に挟まれた日本沈没はSFであるにもかかわらず
パニックサスペンスとして映画化されたように思う。
リメイクされたポセイドンに興味があったものの
劇場に出向くほどでもなく、先日地上波で
放送されたこれをようやく視聴。
調べてみるとポセイドンアドベンチャー
・ポセイドンアドベンチャー(1972)
・ポセイドンアドベンチャー2(1979)
・ポセイドン〜史上最悪の大転覆(2005)
・ポセイドン(2006)
とあるらしい。実に紛らわしい。(笑)
タワーリングインフェルノは劇場で。
ポセイドンアドベンチャーは残念ながらTVで
見たのだが、日曜洋画劇場だったか(既に記憶にない)、
本編終了後にコメンテーターが
「実際の客船はこのようにひっくり返ることはありません」
と言っていたのを今でも覚えている。(笑)
だからなのか?
今回客船が転覆する原因はテロによる爆弾。
まあ原因がどうこうではなく無慈悲な事故に
各々がどのように考え選択するかが前作の
醍醐味だったわけだが。
#子供ながらに船尾船首へ(転覆した際に
船尾が上=海面上、船首が下=海面下になった)
レミングよろしく向かう行列は凄いと思った
一言で言うなら人間ドラマが薄っぺらい。
某家族を一応の核に据えているんだけど
あれ(愛人あぼ〜ん)で良かったのかなぁ〜。
ジーンハックマン演ずるスコット牧師は
人間の原罪とそれでも生きることを身を
もって示し、リーダーシップとは何かすら
問いかけるメッセージ性があったんだけど。
今回のポセイドンはそれらメッセージも
娯楽作品としての楽しさも感じなかった。
#一応家族愛みたいなものはあるが愛人の死で台無し
なんでリメイクしたんだろうと首を傾げる。
2006年にはさらにリメイク作ポセイドンが
あるわけだが・・・。
こちらもあまり期待できそうにない。
http://wwws.warnerbros.co.jp/poseidon/
重すぎてみる気にもならない。