*[雑記]映画 戦国自衛隊(昭和版)

先月だったか、WOWOWで放送され録画して
置きっぱなしだった戦国自衛隊を見る。
原作のマンガ版を読んだのは高校生の時
だっただろうか。
伊庭義明がかなりの切れ者で補給のない
部隊をいかに効率よく運用するかと言う
点が記憶に残っている。
#ディーゼル燃料の枯渇でAPCを破棄したり
#残り少なくなる弾薬節約で当時の技術で
#できる大砲を作成したりなど。
最後のどんでん返しも緻密に計算された
シナリオで「なるほど」と頷ける展開。
さて、この映画版と言えば。
とにかく伊庭義明が単なるアホ!
この一言に尽きる。
武田信玄が強敵(狂的)なのは事前に
知っているだろうに、軽く三桁の差がある敵に
対して無策で突っこんでいく。アホや。(汗)
戦場のど真ん中へヘリを強行着陸させるのは
素人の自分にも無謀に思えるぞ。(笑)
いくら最新兵器と言えど物量の前にはもろい。
これだったらいつでも退避できるように
隊員を稼働車両に格納。
ヘリによる低高度(この時代の武器じゃ届かない距離)
から偵察&手榴弾投下、戦車&迫撃砲による
中距離射撃のヒット&アウェイで敵の戦力を
奪いつつこちらの人的消耗を0にすることが
目標だと思うんだけど。
結果はAPCジープ、ヘリ、戦車を失う始末。
これで京についてももうなにもできんがや。
原作の緻密さが感じられない映画。
ただあの人の多さは感動もの。
今だと金かからないからCGだろうな。
まさしくこの時代の映画だなぁー。