*[カブ] テールランプ(ストップランプ)のLED化

自分が所有しているカブはHA02カスタム90(角目カブ)
セル付きなのでキックは殆ど使ってないのだが、そのためかどうにも
バッテリーが上がり気味
多少なりとも消費電力減少になればと以前ヘッドライトをLEDに
交換したのだが、過放電気味なのは変わらず

そのため3in1メーターを付け電圧をチェックするようにした
それでわかったのがストップランプやウインカーもかなり電力を食うという事

アイドリング時の電圧がおおむね12.4~12.9V
ここからストップランプまたはウインカーを使うと-0.4~0.5V
両方で-0.6~0.8V
充電可能電圧を割ってしまう orz

ストップランプバルブが23W(テールランプ8W)
ウインカーバルブが10Wx2(前後で2個メーター内インジケーター3.4W)
充電電圧を稼ぐためにこれらのLED化を検討

いろいろと調べていてわかったのだが、ウインカーのLEDバルブ化は難易度が高い
ICリレーへの交換と整流ダイオードの追加が必要になる
対してストップランプはバルブ交換だけで行けるので、まずはストップランプの
LED化を試してみることに

ただ困ったのがLEDバルブの選定
定評のあるM&Hマツシマ製は4千円
(KITAGAWAは・・・詳しくはamazonのレビュー参照の事)

ストップランプのLED化でどの程度充電効率が上がるか不明だし、この価格だと
バッテリーを追加購入し電圧低下時に交換、取り外したバッテリーを部屋に
持ち込んで充電との方がバッテリーの寿命も延び良さそうと躊躇してしまう

でっ、いつもの通り安価な中華製品を物色
最近のカブはウェッジ球らしいのだが、自分のHA02はピンが180度で
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ピンに高低差があるBAY15D(1157)
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Aliでは200円くらいからよりどりみどりだが、すぐに故障したとの評価は
言うに及ばず、テールランプとストップランプの明度差があまりなく、
ストップランプが点いているか見分けが付かないと評価される製品もあり、
なかなか良さそうなのが見つからない

どうにか探して良さそうだと思って試しに購入したのがこちら
2個852円と中華製バルブにしては高価な製品
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交換は+2ドライバー一本で済むので簡単
早速ノーマルバルブとLEDバルブの比較動画

<ノーマルバルブ>

<LEDバルブ>

ノーマルバルブのテールランプはエンジンを吹かすと電圧が上がるため明るくなる
(二回明るくなるのがエンジン吹かした時で三回目がストップランプ点灯)
一方のLEDバルブはエンジンを吹かしても変わらない(明るくなる三回ともストップランプ点灯)

意外だったのがLEDバルブほどではないにしろノーマルバルブでもちらつきがあること
さすが脈流
LEDバルブのちらつきがかなり酷く映っているが、スマホのフレームレートの関係だと思う
実際にはここまでではないし、多少回せば目立たなくなる

テールランプの明るさはアイドリング時はLEDバルブが圧倒的に明るいが
吹かせば差が目立たなくなりストップランプは同じくらいの明るさ

でっ、肝心のLEDバルブ使用時の電圧降下だが・・・-0.3V orz
期待したほど改善していない
テスターでの電流計測ではテールランプ50mA、ストップランプ200mA
と省電力が期待できそうだっただけに残念
ウインカーは面倒だから手を付けたくないんだよなぁー

とりあえず耐久性テストもあるしこのまましばらくは様子見
念の為にノーマルバルブとミニドライバーはフリーザーバッグに入れて車載

<おまけ>
カブの発電系を調べていてわかったのだが、良く言われるカブは交流と
直流の2系統があると言う話は正確では無いらしい

実はカブの発電回路は半波整流だけして平滑していない
極性が反転しているわけではないので脈流が正しい
この脈流をそのまま利用する非充電系(ヘッドライトなど)とバッテリーに
接続しバッテリーから給電する充電系(ウインカーなど)の二系統があり
前者を交流、後者を直流と呼称しているのが実態
低回転(アイドリング)時にヘッドライトがちらつくのは脈流なため
回転が上がると脈流の周期が短くなりちらつきが目立たなくなる

またカブの途中(JA?)から半波整流がマイナスカットからプラスカットに
なっているらしいので要注意
そのまま接続するとプラスとマイナスが逆になるので、殆どのLEDバルブは
想定(対応)していないためかなりの確率で故障するらしい