PEの更新作業は大して複雑ではない
・更新できるようにwimをマウント
・wimの更新(ドライバの追加)
・更新結果の保存(wimアンマウント)
単にドライバを追加するだけならwimの更新は難しくない
まずは更新するwimをコピー
バックアップにオリジナルを残すのとパスが深いので適当な場所にコピーする
ものはこちら
<x86> C:\ProgramData\Macrium\Reflect\Windows Kits\10\Assessment and Deployment Kit\Windows Preinstallation Environment\x86\en-us\winpe.wim <x64> C:\ProgramData\Macrium\Reflect\Windows Kits\10\Assessment and Deployment Kit\Windows Preinstallation Environment\amd64\en-us\winpe.wim
wimを更新するためのマウントポイント作成
※HDD以外にmountできないので必ずHDDに作成
mkdir C:\PEMOUNT
ここからは「展開およびイメージングツール環境」を起動しての作業
D:\winpe.wim C:\PEMOUNT D:\DRIVERS を用意したと仮定
wimのマウント
Dism /mount-image /ImageFile:D:\winpe.wim /index:1 /mountdir:C:\PEMOUNT
用意したドライバを組み込む
※フォルダを指定して/Recurseオプションで全追加 INF指定で個別組み込みもできる<追記>
未署名ドライバの組み込みオプション /ForceUnsigned
Dism /image:C:\PEMOUNT /Add-Driver /Driver:D:\DRIVERS /Recurse
追加に成功すれば successfully installed のメッセージが出力される
エラーの場合には作業ログにエラーメッセージが出力される
一度に大量のドライバを組み込むとタイミングなのかエラーになる場合がある
エラーの出たドライバのみ単独で再度組み込むとうまくいくことがある
更新をコミット(確定)してアンマウント
Dism /Unmount-Image /mountdir:C:\PEMOUNT /commit
更新を破棄する場合はこちら
Dism /Unmount-Image /mountdir:C:\PEMOUNT /discard
wimの最適化
imagex /export D:\winpe.wim 1 "D:\winpe new.wim"