ロードスターのブレーキエア抜き。
大抵はたいしょーに手伝ってもらって行っている。
むろん不器用な自分はもっぱらペダル踏み役。
エア抜きの度にたいしょーが「うえっ」と言う奇声を
あげる。そして「オーナーさんはみない方が良いな」と。
ある程度予想ができること。
ロードスターのブレーキは片持ち(シングル)ピストン。
一つのピストンで左右のパッドをローターへ押しつける。
このためコの字型のツメで左右のパッドを押さえて
いるのだが、過酷なブレーキングでこのツメが
開いてしまうこともあるらしい。
おそらくその動きがかなりすごいのだろう。
NA6からNA8になった際にローター径が拡大。
さらにNB2からRS系グレードだけ拡大されたが、
所詮は片持ち。
根本的にはブレーキは弱いと言えると思う。
まあサーキットでタイム競うわけでもなし。
と思っていたらたいしょーが悪魔のささやき
プロポーショニングバルブ殺したら?
オレの○○○とか○○○○とか殺してるぞ。
雪道でも極端に悪くないし、むしろくるっと
車が回るから楽だぞ。
え゛っーと。
私はラリー屋じゃないんですけど。
雑学程度の知識しかなかったので改めて検索。
プロポーショニングバルブって最初から
リヤへの圧力を減らすんじゃなくある程度
踏んだところから減圧するのね。
直線でのパニックブレーキでは制動距離が
伸びるらしい。
一方極端な前荷重(きつい下り坂)でそのある程度を
超えた圧力を減らす=リヤのロックを軽減する
という目的らしいのだが、どうもマツダの
セッティングはフロント寄りらしい。
うーん。ちょっと興味があるなぁー。
やるならPバルブ殺しだな。
パニックブレーキ時の制動距離が縮むならメリットある。