*[PC]eSATAカードのファーム更新(ASM-1061)今頃DOSブート

自分はeSATA用にAREA SD-PESA3ES2Lを使用している
以前はASRock SATA3カードを使用していたのだが、
Firmware更新でエラーとなり使用不能になったため買い換えた

特に不満もなく今まで使っていたのだが、古いHDD整理で問題が出た
ST3250820ASがうまく認識できない
HDDとの相性だろうか?

不具合報告がないかとググってみたが特に見つからず
ただし気になるのが搭載チップ Asmedia1061
先日USBブリッジチップのFirmware更新したばかりなので
気になって探してみるとFirmware 3.70が見つかった
さらに転送速度が3.70で上がったとの情報もあり
自分も試してみることに

ただASM-1061はASMT-2115よりさらに面倒だった
今時DOS環境が必要とのこと
一応FDのMS-DOSPC-DOS、さらにCD-ROMのPC-DOS 2000も
持っているがセキュアブートなPCで起動するんだろうか?
そもそも今時FDブートとか遅くてやる気にならない

そういえば確かrufusにFree DOS起動USBメモリ作成機能が
あったなと思い出し試して見る
別途Free DOSのディスクイメージを必要とすることもなく
あっさりと作成できた

Free DOSに日本語フォント等を組み込んで日本語環境に
することもできるらしいが、今の自分には必要ないので
今回はパスした

ただやはりセキュアブートモードではブートできず、
BIOSでsecure boot diasableにし、グレーアウトしていた
boot modeが変更できるようになるのでlegacyを選択
boot deviceでusb storage deviceを選択しようやく起動
若干の問題があって普段デュアルディスプレイで使用
しているのだが、プライマリモニタへの映像出力がなく
セカンダリモニタへの出力のみになってしまうと言う
ちょっと面倒な動作になってしまった

更新ファームデータは↓これを使用した
asmedia_106x_firmware_3.70(www.station-drivers.com).exe
自己展開書庫なので適当な場所に展開しrufus
作成したUSBメモリにコピーする

DOS起動さえできれば後は特に問題もなくAHCI.BATを実行するだけ
ものの数秒で終わる
簡単にCrystalDiskMarkで更新前後のベンチを取得したが
残念ながら誤差以上の差異はなかった
ただこころもちHDDを接続した際の認識が速くなっており
hotswapのハードウェア変更のスキャンを使用せずに
済むケースが増えたように思う
ST3250820ASの認識も今のところ問題はない