*[雑記]そらのおとしもの 第8話 「血斗(マツリ)は誰がために」

今期一番の期待作! そらのおとしもの
まさかワイルド7とは。
曲は聞き覚えあったがさびの部分まで何の曲かわからなかった。
原作既読者なためアニメオンリー組には以下ネタバレ。











ニンフの扱いについては時系列をだいぶ改変しているため
イカロスの計算能力についてちょっと不整合が生じていた第7話。


今回(第8話)も大胆な改変(組み合わせ)で見ていて若干違和感が。

原作だと第10話のイカロスの誕生パーティー(クリスマス)で
イカロスが買い物へ出かけたところをニンフが襲撃!
モリープロテクト解除。


以降の流れはほぼアニメ通り。
違うのは最後にイカロスが泣くところ。
原作は智樹のモノローグ。
「俺はこの日はじめてイカロスが未確認生物じゃなくて普通の一人の女の子に見えた」

アニメではニンフの登場時期の違いが最初にあり、
かつ今回(第8話)は原作では第6話(挽歌!!)とのニコイチなので
かなり煩雑な印象を(原作既読者からすると)受ける。

さらにアニメでは前述の智樹モノローグがなく次の台詞で置き換えている。
「お前は女の子なんだ。あんまり無茶するな」

この智樹の言葉をトリガーに
「自分はマスターの嫌いな兵器だった」(と思ったんだと思う)
と泣き出すイカロス。


智樹の中で未確認生物から女の子へと認識が変わったのは
前回の学校話。
ラストでイカロスとニンフへ学校へ行くように言った辺りかな。

これはこれでありでしょう。
原作未読者にはこのくらいでないと今時受けないかもしれないなぁー
と思うので。

ただここまではうまく再構築してくれてるなと思う反面一抹の不安は残る。
今後ニンフ一時撤退〜シナプスのエピソード〜再登場。
リンゴアメとありがとうのエピソードはうやむや(再利用できるのか?)
そして前述のイカロス計算能力の謎など不整合もあり
早期のニンフ登場は失敗だったんじゃ?
と思えてしまう。

残り5話。どう締めるのか興味は継続中。
最後をちゃんと綺麗にまとまれば今期一押しになるのだが。


アストレアは2期(あるとすれば)かなぁー。
あのお馬鹿さ加減がツボなんだが。


そういえば原作設定では
戦闘能力と電算能力を積んだおかげで感情制御が鈍いイカロス
電算能力と感情制御を積んだおかげで戦闘能力が弱いニンフ
感情制御と戦闘能力を積んだおかげで電算能力が皆無(バカ)なアストレア
なわけで。

原作のシリアス場面で感情と思考能力の高いニンフの登場(取り上げ)率が
高いのはある意味当然のことかも知れない。