脆弱性騒ぎで5.70を急いでリリースしたためか、バグが多く残っていたのでは無かろうか
5.71の変更履歴はぶっちゃけすべてバグフィックス
バグの発生条件が明確に提示されていない物が多く、テストでバグを再現できなくて
確認できていない物ばかりなので翻訳はあまり自信が無い
Version 5.71 1. "書庫を変換"コマンド: a) Windows10で多くの小さな書庫を処理する際のパフォーマンス向上 b) ZIP形式に変換する際に、過剰なメモリ使用につながる可能性が あったメモリリークの修正 2. 破損したZIP書庫の処理: a) "修復"コマンドは、ローカルファイルヘッダに格納されている サイズ(注)が無効と判定した場合に、セントラルディレクトリの サイズでローカルファイルヘッダのサイズを置き換えます。 (注)圧縮/非圧縮(格納前/格納後)サイズ b) ZIPヘッダに格納された非圧縮サイズよりも大きなデータが 格納されていたとしても、ファイルの展開はZIPヘッダに 格納されたサイズで停止します。 (想定外のドライブスペースの使用を防ぐために行われます) 3. RAR "l"コマンドの処理中にCtrl+Cを押すと処理を即座に中断できます。 以前のバージョンでは、処理が停止するまでに数秒かかることがありました。 4. バグ修正: a) WinRARのGUIモードで、ある種の書庫コメントを表示しようとすると クラッシュする可能性がありました。 (注)ある種の書庫なのか、ある種のコメントなのか不明 b) 「書庫名を保存」と「コンテキストメニューに追加」オプションを 設定した圧縮プロファイルを、エクスプローラのコンテキストメニュー から呼び出した場合、プロファイルに設定された書庫名ではなく、 自動的に生成した書庫名をセットしていました c) [診断メッセージ]ウィンドウのエラーメッセージ[書庫]列に不必要な 丸括弧を表示しました。 d) エクスプローラのコンテキストメニューから"<書庫名フォルダ\> に展開" を実行した場合、書庫名の末尾が 数字.zip で、最初のファイルレコードの 前になんらかのデータが存在し、「展開先パスから重複したフォルダを除去」 オプションを有効にしているとZIP書庫の展開に失敗することがありました。 e) "RAR x -x <マスク> 書庫名"コマンドで、指定したマスクに一致する ファイルの親フォルダも展開から除外されました。 f) 「ファイルを検索」コマンドで、フォルダ名が「検索するファイル名」 マスクに一致した場合、検索結果にカレントフォルダ名を追加していました。 g) 「ファイルを検索」コマンドで、[ファイル内を検索]と[書庫内を検索]の 両方を有効にした場合、検索は、書庫内を検索した後、書庫名自体を 「検索するファイル名」マスクと一致させませんでした。そのため、 例えば * .rar のようなマスクを指定した場合に、RAR書庫は検索結果に 含まれず、書庫内のRAR書庫ファイルのみ表示されていました。 h) 書庫から直接実行可能ファイルを実行する場合、WinRAR 5.70では、 展開されたファイルの一時フォルダをカレントフォルダとして 設定しませんでした。そのため実行可能ファイルが、展開した他の ファイルにアクセスする場合に機能しなくなる可能性がありました。 i) Windows 10の内部ビューアで書庫内ファイルを開いて閉じると、 WinRARが数秒間アクセス不能になることがありました; j) [フルパスを格納]オプションを有効にし、ZIP書庫のサブフォルダ にファイルをドラッグすると、サブフォルダ名が重複する無効な パス名を生成していました。-ap <folder> -ep2スイッチを使用して ZIP書庫にファイルを追加した場合も、同様に無効なパス名を生成 していました。