*[WinRAR]5.70 Beta1 WhatsNew(3) 22.a)~h)

  22. バグ修正:

      a) コンソールRARでスイッチ -oを使用し、RAR書庫内ファイルの更新を行う際、
         上書き確認のプロンプトに表示されるファイルのサイズとタイムスタンプが、
         既存のファイルと新しいファイルとで逆でした。

      b) 32ビットアプリケーションから64ビットWinRARにファイルをドラッグ
         することができませんでした。

      c) WinRARのファイル管理モードで、Shift + Delコマンドを使用しフォルダの
         削除を行うと、サブフォルダの削除に失敗することがありました。
         (このコマンドはファイルやフォルダをごみ箱に移動するのではなく、完全に
         削除するために使用します)

      d) 書庫パス名がパス区切り文字から始まる場合、フォルダツリーパネルで
         フォルダを変更できませんでした。
         (tarで--absolute-namesオプションを付けて作成された書庫内のファイルなど)

      e) SFX書庫で、コメントに相対パス"Path=.\somefolder"等が指定されていて、
         展開時に昇格する必要がある場合、'somefolder'ではなく
         'somefolder\somefolder'が作成されていました。
         
      f) 既存のRAR4ボリュームを変更するコマンドが、ボリューム番号フィールドを
         1にリセットしていました。WinRARでの展開には影響しませんでしたが、
         ボリューム番号が間違って表示されていました。

      g) 破損したRAR書庫からコメントを読むときにクラッシュするのを修正しました。

      h) [検索]コマンドの[検索結果]ウィンドウのツールバーに表示されるアイコンの
         サイズに正しく調整されていませんでした。

*[WinRAR]5.70 Beta1 WhatsNew(2) 9~21

   9. 複数のRARをコマンドラインでスイッチ -ioffを付けて起動した場合、最後の
      RARが終了したところでPCの電源が切れるようになりました。以前のバージョン
      では最初のRARが終了した時点でPCの電源が切れていました。

  10. 読取/書込バッファサイズを、.ISOファイル用に増加しました。
      ネットワークドライブ等で.ISOファイルを展開するのに処理速度の向上が
      期待できます。
      
  11. 展開時の[展開先パスとオプション]ダイアログ[書庫の削除]オプションを
      有効にし、volname.part#形式でリカバリボリューム(REV)のある分割書庫を
      展開した場合、REVファイルも一緒に削除します。以前のバージョンでは、
      RARボリュームのみが削除され、REVファイルは削除されず残っていました。
      
  12. 展開時の[展開先パスとオプション]ダイアログ[書庫の削除]オプションを
      有効にし、".zip.001"、".zip.002"、".zip.003"形式のZIP分割書庫を展開
      した場合、すべてのZIPボリュームを削除します。 以前のバージョンでは、
      ".zip.001"ファイルのみ削除していました。
      
  13. エクスプローラのコンテキストメニュー「<書庫名フォルダ\> に展開(&E)」を
       使用してarcname.rarを展開する場合、既にarcnameファイルが存在すると自動で
      arcname~1にフォルダ名を変更してコンテキストメニューに表示します。
      Windowsではファイルとフォルダでも同名はエラーとなるため、以前の
      バージョンではエラーになりました。(注)
      (注)<書庫名フォルダ\>には書庫名が自動で入り変更できないため

  14. エクスプローラのコンテキストから".lnk"ファイル(ショートカットファイル)
      を圧縮(書庫に追加)すると".lnk"ファイル自体が書庫に追加されます。
      以前のバージョンでは、".lnk"ファイルではなくリンク先ファイルが追加
      されていました。
      
  15. Windowsは、4GBを超える実行可能ファイルを許可しません。そのため、4GB以上
      のRAR SFXボリュームを作成しようとすると、WinRARはエラーとして処理を中断
      します。以前のバージョンでは、一つ目のRARボリュームを作成した後に中断
      していました。
      
  16. 7zマルチボリューム(分割書庫)の展開時に進行状況が表示されるようになりました。
      7z進捗表示の精度が向上しました。

  17. [ファイルを検索]コマンドの[ディスクとフォルダ]ドロップダウンリストが
      [検索する場所]に変更されました。 既存の選択肢に加えて、ファイルリストで
      選択したフォルダやファイルを対象に検索できる[選択項目]が追加されました。

  18. [ファイルを検索]コマンドの検索件数がステータスバーに表示されるようになりました。

  19. [診断メッセージ]ウィンドウで、書庫名が別の列にも表示されるようになりました。

  20. コマンドラインWinRARモードでスイッチ -isnd[-]を使用すると、WinRAR「全般設定」
      の「通知音を鳴らす」オプションより優先して適用されます。-isnd で通知が有効、
      -isnd- で無効になります。

  21. 「UNACEV2.DLLライブラリのセキュリティ上の脆弱性」について
      Check Point Software TechnologiesのNadav Grossman氏から連絡がありました。
      UNACEV2.DLLの脆弱性により、ACE書庫の展開時に、保存先フォルダの内側または
      外側の任意のフォルダにファイルを作成することが可能になります。WinRARは
      このサードパーティのライブラリを使用してACE書庫を展開していました。
      UNACEV2.DLLは2005年以来更新されておらず、ソースコードは公開されていません。
      そこで、WinRARユーザーのセキュリティ保護の面からACE書庫のサポートを
      やめることにしました。
      この問題を報告してくださったCheck Point Software Technologiesに感謝します。

※19で原文には provide the better message visibility for lengthy archive names.
(長い書庫名でもメッセージが見やすくなります)とあるが、個人的に見やすいとは
思えないので削除(笑)
f:id:nakapon:20190220131423p:plain

*[WinRAR]5.70 Beta1 WhatsNew(1) 1~8

項目が多く面倒なので、要点を整理する翻訳作業用メモ

   Version 5.70 beta 1

   1. 圧縮時の[書庫名とパラメータ]ダイアログ[タイムスタンプ]タブの
      [処理するファイル(書庫に含めるファイル)]オプションで、ファイルの
      作成日時、更新日時、アクセス日時に基づいてファイルを選択することが
      できるようになりました。以前は更新日時のみ可能でした。

   2. コマンドラインのスイッチ -ta、-tb、-tn、-to にどの日時を指定するか
      明示する m、c、a が追加されました。以前は更新日時のみでしたが、
      m(更新日時)、c(作成日時)、a(アクセス日時)が指定可能になりました。
      一度に複数の指定も可能で、例えば -tamc20190215 では、更新日時と
      作成日時が 2019/02/15以降のファイルが処理対象となります。
      複数指定の判定はAND論理判定で行われるため、すべての条件に一致する
      必要がありますが、 o を追加指定することで、OR論理判定にすることが
      できます。例えば、2019/02/01以降に作成されたか、または2019/02/10以降
      に変更されたファイルを含めるには、-taco20190201 -tamo20190210の
      二つを指定します。
      スイッチ -ta と -tn は、指定日付に一致するファイルを処理対象に含み、
      スイッチ -tb と -to は含みません。

   3. WinRARのファイルリストに、作成日時とアクセス日時が表示できるように
      なりました。規定では非表示で[ファイルリストの表示項目]ダイアログから
      表示を指定できます。ダイアログの呼び出しは、ファイルリストの列見出しを
      右クリック、またはWinRARの[オプション][設定]で[ファイルリスト]タブの
      [列(U)...]ボタンを押します。

   4. 圧縮時の[書庫名とパラメータ]ダイアログ[ファイル]タブの
      [ファイルごとに別の書庫にする(S)] オプションに、[書庫名に二重拡張子]と
      [フォルダ内を書庫化]オプションが追加されました。[書庫名に二重拡張子]は
      書庫名にファイルの拡張子を付与した filename.ext.rar と付与しない
      filename.rar とを切り替えることができます。[フォルダ内を書庫化]は
      フォルダを書庫化せずフォルダ内のファイルを別々の書庫にします。
      
   5. 複数の書庫を再帰的に展開する際に、新しいスイッチ -ad1 を使用できます。
      既存のスイッチ -ad は指定した展開先フォルダにすべて作成しますが、
      スイッチ -ad1 は展開先フォルダの指定を無視し、書庫と同じフォルダに
      展開します。
      
      例 arcフォルダ内のrar書庫を再帰的に展開処理
      rar x -r -ad1 arc\*.rar
      
   6. Windowsエクスプローラの[検索結果]で、コンテキストメニュー
      [書庫ごとにサブフォルダを作成し展開(S)]を選択した場合、展開するファイル
      のサブフォルダは書庫ファイルのあるフォルダに作成されます。以前の
      バージョンでは、異なるフォルダの書庫がある場合でもすべてのサブフォルダ
      を右クリックした書庫のフォルダに作成していました。
      
   7. WinRARの設定に[ファイルリスト/リストスタイル/チェックボックス]オプション
      を追加。ファイルリストでのアイテム選択にチェックボックスを使うことが
       できるようになります。
      
   8. WinRARの[オプション][設定][ファイルリスト]タブの[ファイル}オプションに
      [正確なサイズ]オプションを追加。このオプションを有効にすると、ファイルサイズ
      が常にバイト単位で表示されます。無効の場合には、サイズは切り上げられKBまたは
      MB等の単位が使用されます。小さいファイルがバイト単位で表示できます。

*[WinRAR]5.70 Beta 1

5.61のリリースがつい最近のことのように思うが、昨夜5.70Beta1がリリースされた。
f:id:nakapon:20190129125453p:plain

更新履歴には5.61よりも多くの項目が並び、そのためか今朝確認したら早速更新されていた。
機能面ではファイルリストの表示項目が追加、圧縮(書庫追加)時の処理対象に
更新日時だけで無く作成日時とアクセス日時による選別が可能になった、
"ファイルごとに別の書庫にする"の書庫名は5.60Beta3で仕様変更されたが、
https://nakapon.hatenablog.com/entry/20180422/1524354099
不評だったのか旧仕様と新仕様を選択できるようになった、それに
関連するのかスイッチ-ad1追加、あとはバグフィックスが多数・・・
テストが面倒だorz

まだ全部の確認はできてないが興味のある機能追加は無いもよう
7zxa.dllは18.06になっていた

<追記>1/29
更新あり
WinRAR.lngに項目追加

<追記>1/29
二回目の更新あり

<追記>1/29
三回目の更新あり
WinRAR.lngの項目追加削除

<追記>1/30
更新あり
WinRAR.lngの削除項目が復活
相変わらずバタバタしている(--;)

<追記>1/30
二回目の更新あり

<追記>1/31
ファイルの検索が変更
f:id:nakapon:20190131075533p:plain

<追記>1/31
二回目の更新あり
テスト全くしてないんだろうなぁ(--#)

<追記>2/1
更新あり
そろそろ翻訳対象項目については落ち着いたかな

<追記>2/1
二回目の更新あり

<追記>2/2
更新あり

<追記>2/2
二回目の更新あり

<追記>2/2
三回目の更新あり
WinRAR.lngに項目追加

<追記>2/3
更新あり
WinRARにスイッチ追加
様子を見ているが私家版の更新はb2まで待つかも知れない

<追記>2/3
追加されたスイッチがうまく動かないのでメールで問い合わせ
→b2に反映されるかも
※What's Newには追記されたがヘルプの修正は無し->私家版には自分で追加済

<追記>2/4
更新あり

<追記>2/5
更新あり

<追記>2/8
更新あり

<追記>2/10
更新あり

<追記>2/10
二回目の更新あり

<追記>2/10
三回目の更新あり

<追記>2/12
更新あり

<追記>2/12
二回目の更新あり

<追記>2/15
更新あり
タイムスタンプの処理フィルタに'o'追加
指定日時を含む/含まないを明示(一部処理対象が変更された)

<追記>2/16
更新あり

<追記>2/20
更新あり
このままb1でずっと行くのだろうか

<追記>2/21
やっとb2がリリースされた
大きな変更はなさそう

*[kindle]kindle for PC 1.25.1(52064)

少し前に1.25.0にしたのだが、ふとamazonのDLバージョンを確認したら1.25.1になっていた
f:id:nakapon:20181219203859p:plain

早速インストールし確認したが、やはり日本語入力のバグは直っていない
更新内容の説明文は1.25.0と同じ
代わり映えはしない
f:id:nakapon:20181219203855p:plain

kindle本を作成しようと考えている人はフォーマットの変更は気になるところ
念の為に今月初旬に購入した書籍をダウンロードし直したがazw形式のままだった
f:id:nakapon:20181219205423p:plain

試しにKindle Unlimitedで落とした洋書(kfx形式)がこちら
明らかにファイル構成が違うのですぐに見分けが付く
f:id:nakapon:20181219205429p:plain

少なくとも現時点では和書に関してはフォーマットの変更はなさそう

*[Macrium]Reflect 7.1.3317 日本語化パッチファイル Ver.2 RC版

今更ですが、v7.1.3317日本語化パッチファイル Ver.2です
v7.2で導入したNSISによるインストーラー方式に変更し、さらに
パッチ対象を拡大しました
テストが順調なのでRC版としました

Macrium Reflect v7.1.3317 日本語化ファイル Ver.2RC 20181218.rar
https://www.axfc.net/u/3949425
DLパスワード macriumRC

dropbox公開フォルダに移動
Windows 10 May 2019 Updateでv7.1.3317は不具合があるためwin10ではv7.1.3570の使用を推奨(後述)

https://www.dropbox.com/sh/z1t7nuwdcj1c2km/AAAxeuVPCLFAWfyUjRbUyjV2a/macrium?dl=0&subfolder_nav_tracking=1


このバージョンでは以下のファイルにパッチを当てます
ReflectBin.exe(本体)
MacriumBackupMessage.exe(バックグラウンド処理メッセンジャー)
ReflectMonitor.exe(サービス補助)

パッチ後に再起動が必要になります
以前のパッチで日本語化している場合には元に戻してから適用してください
このバージョンではオリジナルをバックアップをしません
また英語リソースの組み込みを止めましたので英語UIに切り替えることはできません
(CNTL+SHIFT+Lで英語の選択はできますが表示は日本語のままとなります)
その他注意点などありますのでreadme.txtを確認してください

v6.3とv7はライセンスが別なため、v6.3はかなり後まで更新がありましたが、
v7.1とv7.2は同じライセンスですのでv7.1の更新は今後ないと思います
恐らくこれ(7.1.3317)が最後になるでしょう
(v7.2.3954が出ましたがやはり起動不可でしたorz)

<追記>
Windows 10 May 2019 Updateでv7.1.3317がエラーになるため
v7.1.3570の日本語化パッチを作成しました
*[Macrium]Reflect 7.1.3570 日本語化パッチファイル - 雑記帳

*[Macrium]Reflect 7.1.3317 日本語化パッチファイル Ver.2 β版

今更ですが、v7.1.3317日本語化パッチファイル Ver.2です
v7.2で導入したNSISによるインストーラー方式に変更し、さらに
パッチ対象を拡大しました
このために現在はまだβ版扱いです

-RC版に移行-
https://nakapon.hatenablog.com/entry/2018/12/18/122334

このバージョンでは以下のファイルにパッチを当てます
ReflectBin.exe(本体)
MacriumBackupMessage.exe(バックグラウンド処理メッセンジャー)
ReflectMonitor.exe(サービス補助)

パッチ後に再起動が必要になります
以前のパッチで日本語化している場合には元に戻してから適用してください
このバージョンではオリジナルをバックアップをしません
その他注意点などありますのでreadme.txtを確認してください

v6.3とv7はライセンスが別なため、v6.3はかなり後まで更新がありましたが、
v7.1とv7.2は同じライセンスですのでv7.1の更新は今後ないと思います
恐らくこれが最後になるでしょう
(一応はv7.2の確認は続けるつもりですが望み薄ですorz)