セルモーターはシリンダー上部にあり右側から差し込まれ
左側フライホイール裏にあるスプロケットとチェーンで接続されている
なのでまずはチェンジペダルを外し、ジェネレーターカバーとクランクケースカバーを外す
ジェネレーターカバーの4本のボルトは長さが違うので注意！
中央最上と左上が短く32mm、右上が50mm、左下が70mm
ガスケットで張り付いているのでプラハンで軽く叩くと外れる
このときジェネレーターカバー後端のニュートラルスイッチへの配線に注意！
外したり切ったりすると接続するのがかなり面倒
安全を取るならニュートラルスイッチごと外した方が良いかも知れない
無事ジェネレーターカバーが外れたのでカットレッグやベトキャリを取り外し
セルモーターの固定ボルト3本を取り外し
純正セルモーターのサークリップを取り外してシャフトをプラハンで軽く叩き
スプロケットを抜くようにしてセルモーターを外していく
1人でもできるけど手は2本だし友達に手伝ってもらった方が良かったかも
無事に抜けたセルモーター
ゴムの防水カバーをずらしてネジを外せば配線は取れる
外した純正と中華モーターの比較
後は中華モーターに交換して元通りに戻していくだけ
Oリングが新しいからか中華モーターの取付が少し大変だったが
ボルト穴の位置を確認しつつプラハンで軽く叩きながら押し込んだ
スプロケットとサークリップは純正を使うかモーターの付属品を使うか悩んだが
試しに純正スプロケットをはめようとしたら少しきつかったので
付属品を使用する事にしサークリップも付属品を使う事にした
純正と中華のセル音
中華の方が耳に優しい音質
＜純正＞
＜中華＞
不慣れなのでプラハンの叩き具合がわからずおっかなびっくりだったのと
写真を撮りながらの作業だったので作業時間はおよそ2時間くらい
写真撮らずにちゃっちゃっと進めれば1時間もかからないかな
＜雑感＞
交換して2週間ちょっと
毎日乗るわけではないのでバッテリーの電圧は降下気味
さらに乗り方は近所の店を数店回るだけなのでセルの使用頻度が高いが
バッテリーの充電はあまりないと言う酷な状況
さらに今は寒いとあまり条件は良くないわけだが・・・
11.8Vまで下がっても中華セルは多少引っかかるような様子はあるがちゃんと回りきる
純正セルは12Vくらいで圧縮上死点で止まってしまうためそこでスイッチを切り
電圧の回復を待って再度スイッチをオンにするというキックのちょんちょんガッ！と
似たような操作が必要だったのでそれがないのは楽
ただ中華セルの方が強力なため消費電力は純正よりも大きく電圧降下が純正セルより0.5Vくらい多くある
＜オマケ＞
サークリップ(スナップリング)プライヤー代わりに昔何かの作業で購入していた
百均の加工作業用ラジオペンチを試しに使ってみた
握ると先端が閉じるので軸用としては使いづらいがこの程度の作業には十分に役立った
先端は約1.2mm
