実は今日、傷害の相手が検察庁で事情聴取
される日だった。
夕方に検察庁より電話があった。
電話の内容にふれる前にまずは26日の日記で
かけなかった後半部分を。
http://d.hatena.ne.jp/nakapon/20051026#1130326946
これで終わりかなと思ったらそれからも話が続いた。
う〜ん。
検察官がなんかうなっている。
「あのね。相手を傷害罪で処理するのには
躊躇しないんだけどさ、あなたの処理が問題でね」
心の中では罰金10万円を了承しているので
後は野となれ山となれ。黙って話を聞く。
「供述書では相手は治療費出すと言ってるのに」
と言う話になったので、傷害を受けた当日に
自分は殴られたところが痛くこの後医者に行くから
治療費の責任を取って欲しいと申し出たところ
相手は払わないと言った事。民事請求するには
傷害の届けを出す必要があると警察に言われたこと、
2日後に診断書を持って警察に行ったらようやく
相手が治療費だけは払っても良いと言い出したこと
を話す。
当日ですでに傷害で届けを出す方向に話を決めていた
のと相手の不誠実さが信用できないので、法律で
判断して欲しいと思った旨を話す。
ただ相手が誠意ある謝罪をしてくれるなら和解(示談)
するつもりはある旨を話す。
検察官は調書をぱらぱらとめくりながら悩んでいる様子。
「揺れる電車なら体が当たることもあるだろう。
あなたも相手の腕を振り払ったとなっているけど?」
と聞かれたので傷害事件の様子をなるたけ論理的に
説明する。
(1)相手の腕が頭に当たるのを感じた
(2)揺れる電車だから当たることもあるなと思い放置していた
(3)相手は腕を私の頭に意図して押しつけてきた
(4)くびを曲げるほど押しつけられ我慢できず体を右90度にひねった。
その際にあたまを振り相手の腕を振り払った
調書で振り払ったと供述しているのは(4)
その前段階で私の首に負担がかかるほど腕を
押しつけたこと(3)は相手も認めている(供述)事を説明する。
「さっきも話したけど日本の法律ではけんか両成敗。
一方だけが悪いことはないのよ。」
と前置きした後に
「一方だけが悪いのはイレギュラーなんだけどね〜。
まあ、あなた無罪だね」
不起訴は想定範囲内だったが、まさか無実という
表現をされるとは思っていなかった。
「あとは相手が納得するかだけどいきなり髪の毛つかめば
反射的に相手を突き放す位はするよな〜。」
仰せの通りです。
「31日に相手をよんであるので、そこで話をしてから
決まるけど、仮決めで」
とりあえずほっとした。
さて、後の動きはどうなるか。
相手は検察で傷害罪、罰金30万円を告げられ示談(和解)
を勧められるであろう。
そうなると弁護士あたりを代理に立てて交渉に
入ると思われる。
31日以降にまた動きがありそう。
とここまでが26日の日記後半。
案の定と言うか検察庁からの電話。
「相手が謝罪したいと言っているんだけど」
と電話の内容も想定通り。
弁護士が決まり次第連絡先を教えてくれるように
お願いした。
弁護士さんなんて「行列のできる法律相談所」
でしか見たことないのに。まさか話をすることに
なるとは。
どんな話になるのかまだまだ不安な日々が続きます。