*[雑記]湾岸ミッドナイト39巻

FDマスター荻島のお話。
相変わらず濃いお話。(笑)
そして最近多くなった著者の考え。
受け入れやすくもあり。
一方で矛盾しているが受け入れ難くもあり。
「すべては言わない。じぶんで考えろ!」
と言う荻島の言葉が物語るような展開。
いいねぇー。こういうの嫌いじゃないよ。
箱スカのS20。実はレース用と市販車では
まるっきり別物とは知らなかった。
以前のトヨタ2000GTの話といい、祭り上げられた
車の生い立ちを知ることは楽しい。
ただSA->FC->FDを何も変わっていないと言い切って
しまうのにはちょっと違和感がある。
でも同時に「かも知れないなぁー」と納得している
自分がいるのだけど。(爆)
まあ少なくともホイールベーストレッド数値だけで
言い切られても受け入れがたい。
ここはマツダホイールベース数値に拘った結果と
自分は思っている。
一方でSA->FCで車格を上げ->FDでさらに上げた。
これは納得。
価格ランクは確実に上がっている。
上げすぎだよ。(笑)
SAが200万前後。後期ターボで250万くらいだったか。
FCは250万から350万くらい。(ガブリオレ含む)
FDは300万から400万だったかな。
結果FDは失敗したんだと自分的に思っている。
荻島の発する言葉に印象深いものがある。
「がんばれば手が届く。それがRX-7だとオレは言った。
だが初代RX-7のコンセプトはその気になれば誰でも買えるだ」
そこから派生したのがロードスターだね。
荻島のせりふはまさにNAのキャッチコピーそのもの。
ただ同じ道を辿ってNA6->NA8->NBで売れなくなったわけで。
どうも売れている車はプレミアム感を演出して価格向上
で失敗しているのでは?>マツダさん
ロードスターにしもRX-7にしても限定車とか
いっぱい出してたからなぁー。
吉井というアメリカ帰りの偏屈オヤジチューナー登場。
さて荻島は自分の知らなかったFCを知りGT-Rは別格と
改めて認識したわけで次はどう出るのか?
「やはりオレはFDで行く。やぁぁぁってやるぜ」By荻島
「そうか。それがおまえの竜か。くっくくくく。」By北見
となるのか(笑)
マサキの二番煎じはないだろうし荻島の出す
答えに期待しつつ次巻を楽しみに待つこととしよう。