*[Roadster]オイルクーラー配管からオイル漏れ

「たいしょー。オイル交換で場所貸してー」
「オールペン中だからガレージ外だぞ。それで良いならな」

つーわけでたいしょー宅でオイル交換。
どれ新しいオイルクーラーの配管はどうだとたいしょーが
下に潜る。

「ちょっと泣いてるなぁー。ほれここ。」
指さされたところを見ると確かにちょっとオイルが見える。

念のためパッキン換えて増し締めしとくかとたいしょーが
ちょちょっと作業。

オイル泣きの様子見にツナギ着込んだ男二人で日○平へ軽くドライブ。
前後に他の車もなく気持ちよく流していたら芸術公園入り口に
停まっていたでかいGTウィングしょった赤のS2000がこちらの
車を視認したとたん走り出した。

あっという間に視界から消えていく。
「元気がよいねぇー。何か良いことでもあったのかな」
「キモイからちょっと離れてろ」とたいしょー。
「連れと思われたくないしわかってるよ」
と意図的にアクセルを緩める。


アンデスを過ぎてコーナーの連続。
そろそろ良いかなとじわっとアクセル開放。

一つ一つ感触を確かめつつ走っているとおでん屋コーナーを
過ぎZ2コーナーを抜けた辺りでS2000に追いついてしまった。
前にはワンボックス車。
なるほどこの車の後ろを走るのがイヤであの直線で停まってたのね。


「あんま前につくなよぉー。周りに連れだと思われるぞ」とたいしょー
「つーても不自然に離れられないしなぁー」
そのままトンネルを抜け山頂の駐車場へ。

自分は左折して旧道へ。
オイルクーラーの漏れを確認するには油温90℃を超える
必要があるのだが旧道で高めの回転を使うようにしても
季節はすでに秋も終わり。85℃くらいまでしか上がらない。

やっぱむりかぁーと球技場側の公園で折り返して
山頂へ戻りそのまま来た道を戻る。
ワンボックス車の後ろでまったりと走っていたらアンデス過ぎた
辺りであのS2000とすれ違った。
「ここをぐるぐる走ってるんだな」とたいしょー。
「この時間(午後4時)に?夜中にでも走ればよいのに」

たいしょー宅に戻って戻ってチェック。
なんかオイルが「泣く」から「垂れる」になって症状悪化。
「やばいな。これは」とたいしょー。
配管作り直そしだなと道具を取り出して手際よく作業を始める。

こちらは全然話がわからない。
そしたらぼそぼそと独り言のように言葉が。
「いや。実はなぁー前回作業時にハンダ付けする前にヤスリがけ
しなかったなぁーと途中で気づいたんだわ。まっ良いかなぁー
なんて思ってたんだけど、やっぱ漏れたか。さっき増し締めした時に
トドメ指しちゃったんだなぁー。」
通りで。出なきゃあんなオイル泣き普通は見逃すよなぁー。

「たいしょーそれって凡ミスって言うんじゃ・・・。」
「馬鹿言っちゃいけないよ。俺がそんな事するわけないじゃん。
これでいけるかなぁーと様子見だったの。」
「・・・・。確信犯だ!」

オイル交換が主だったのかオイルクーラーの配管作成が
主だったのかよくわからない今回の作業。


すべてを終えて帰宅。
途中の箱根で今度は白のS2000

後ろをおとなしく走っていたのだが地元ナンバーのHIACEに
置いてかれるS2000。VTECが泣くなぁー。
上り坂だしこっちの馬力じゃスムーズに抜けないしなぁーと
考えていたら道を譲ってくれたのですぱっと追い抜き。

今回はS2000との遭遇が多かった。
生産終了によってむしろ以前よりタマが動いているんだろうか。