*[雑記]モニターヘッドフォン

今まで使用していたのはSONYのMDR-KX70。
コード巻き取りが楽だという点とその前に
使用していたのがMDR-EX55SL、さらに
その前がMDR-Q33でずっとSONY続きだったから。
特にSONY好きではないのだが、どのメーカーの
製品も同じに見えてしまい、結局無難かと
SONYを選んでいた。
今回はMDR-KX70がかさばるのともうちょっと
高音質で聞きたいと言う欲求から買い換えを決意。
耳かけ式は不安定なのでカナルタイプは決定事項。
あとはどの製品にするかだけ。
今回もSONYかと思いヨドバシでみたMDR-EX90SL
しようかと一旦思ったもののユニットがでかいので
決心がつかず。
自宅で検索していてAV Watchのレビューを発見。
ヘッドフォンのレビューが数種類載っていた。
そこで目にとまったのがオーディオテクニカのATH-CK9。
べた褒めはされていない・・・どころか
価格の割にはと言う意見まである辛目の評価。
だが私的にはこのAV WatchのATH-CK9レビューの
「ヘッドフォンにキャラクターがない」
と言う一文に強く惹かれ購入を決意。
人気がないためか60%OFFと言う実売価格も
お財布にやさしい。(笑)
見た目は実に地味。
黒を選択したが黒地に金色フォントが
多少おしゃれかな?と言う程度だろうか。
標準添付のセミハードケースもないよりマシ
と言う感じ。
うーん。失敗したかなぁー。
早速今までのヘッドフォンを外し接続。
最近はまっている曲を聴くと。
まず最初に音がでかい。(笑)効率の違い。
あわててボリュームを絞る。
改めて聞き入ると高域の解像度がすごく
上がっている。
今まではシンバルかなと思っていた音が
実はタンバリン、マラカス、シンバルだった
とわかった時にはちょっと驚愕。
低音が薄いと言われていたがしまった音で
自分には好みの方向。これに比べると
MDR-KX70はドンシャリのドンでもなく
ぶかぶか出ているだけに聞こえてしまう。
また音の輪郭がきっちりしていてボケがない分
音像の定位もしっかりしている。
まるで老眼でよく見えなかったのが老眼鏡で
くっきり見えるようになった気分。
ただ上述のレビューにもあるとおり
アコースティック楽器は苦手かもしれない。
ピアノがちょっと冴えない様に思う。
これはエージング次第かも知れないし他が
あまりにも情報量が多いので比較すると
落ちるのかも知れない。

でもこれは良い買い物だった。
今まで聴いていた曲もこれで聴くと違った印象に
なるから当分は楽しめそう。